宝物

沢山のメッセージ、ありがとうございました。
ニュースになった部分を読まれた皆さんからのご意見の大多数が「そもそも結婚遅すぎ」「20代で産まなきゃだめ」「40から妊活なんてアウト」って、本当、ごもっともなご意見でした。
私も、そう思います。

ただね。
私は「結婚がしたかった」とか「子供が欲しかったから結婚した」訳ではなく。
「夫だから結婚した」し「夫の子をこの世に残したいと思った」から、今まで考え先延ばしにしていた“自分の身体と向き合う”ステップに進めました。

最愛の夫に出会え、結婚したのが昨年。
スタートが遅かったので、急ぎましたが…。
これが私の人生最高のダッシュです(笑)

通院している期間、ステップアップのタイミングには個人の考えがあるので、一概に「1年だから短い」「3・4年は普通」とは言えないもので。
私の場合は、先生から「今から全速力で走らないとダメ!40のスタートは正直かなり遅いです。スピード感もって行きましょう」ってばっさり言われたので、躊躇してる場合じゃないって活動スタートしました。
早々にlCSIに進み、毎月のようにチャレンジしていますが、未だコウノトリさんは訪れず(笑)

先生によっては結構パンチのある方もいて「グレード3は不良胚。グレード2以上が良胚。あなたは良胚○回lSCIでもダメだったんだからね」って心にグサグサ刺さしてくるので、通院して大分メンタルが強くなりました(笑)
これが皆さんが言う「20代で結婚しなかった代償」なのだと、刺されるのをただただ受け止め、飲み込み、腹落ちさせて粛々と進む毎日なのです(笑)
つい先日のリセットの際は、更にグサグサくる内容だったので『はぁ、私はポンコツだな』と感じてしまいましたが。
(先生替えたらいいのでは・・・とも言われるかもしれませんが、他にはオブラートに包んで包んで♪っていう優しい先生も沢山いらっしゃいますし、厳しい発言からも色々な気付きを頂けるので、優しければいいというものではないって感じています)

私には、妊活しだした時に決めた4つのルールがあります。

<4つのマイルール>
■リミットを決めて挑む!(年齢を考え長くは続けられない。育てるあげられる範囲の逆算から)
■ステップアップは躊躇せず(時間との問題)
■かかる費用は全て妻負担(私が行くと決めたから)
■夫に協力してもらうのは必要最低限(通院に付き添いは不要!仕事に集中して欲しいし、休みの日はゴルフも思い切り楽しんで欲しい)

このルールを決めたのは、妊活しだして不仲になってしまった夫婦の話も耳にしたから。
上記のように「夫が大好きで、夫の子だから欲しいんだ」って本来の理由を見失わないように。
自己責任で、走り切りたいのです。
ダッシュで駆け抜けゴール地点に到達した時、私の手に赤ちゃんがいてもいなくても、そこで夫が笑って待っていてくれたら。
それでいい。
それがいい。

今回の記事をニュースに取り上げていただいたことで、沢山の気づきを頂き、心から感謝しています。
「あえて言う必要ないのに」っていうお言葉もありましたが、身近なところから得られた情報があり、寧ろ、もっと早く書けばよかったなぁと感じたほどです。

自分の近くにも「戦友・同志」や「先輩」、「先輩方の旦那様」が沢山いた事を知りました。
皆さん、妊活している方やご夫婦にしかわからない辛さがあると理解してくださっているので、アドバイスや「がんばれ」というお言葉を頂きました。
また、宝物は「子宝」だけじゃないと教えていただきました。
「夫が大好きで、夫の子だから欲しいんだ」って思っていたはずが、既に「夫」という最大の宝物を手にしているということは当たり前になってしまっていた気がします。
更には、ムーちゃんとネネもいると思うと、私は既に幾つもの宝物を手にしている幸せ者なんだと改めて感じました。

関心の反対は無関心。
だから、この内容に反応してくださった全ての皆さんに感謝しています。
考える機会を与えてくださりありがとうございました。

今後も妊活の内容をUPするか否かはわからないので、またここからは通常モード。
犬猫やビューティ話を主軸にまいります!